【世界観・神話設定】
神代の世界と三界の構造をまとめています。
物語の中で語られる神話は、
現代の美咲と慎也の物語と静かに呼応しています。
ここでは、物語をより深く味わうための
“世界の外側にある情報” を静かに記しています。
現代の物語と神代の物語は、直接ではなく、
“記憶” や “感覚” を通して響き合う
仕組みになっています。
【三界の構造】
◆ 高天原(たかまがはら)
天津神々が住まう天上の界。
光と秩序が満ち、言霊の源が息づく。
◆ 豊葦原の中つ国(とよあしはらのなかつくに)
人の世。現代の美咲たちが暮らす世界。
神々の気配は薄れつつも、なお残る。
◆ 黄泉(よみ)
死と穢れの界。黄泉神々が支配する暗き領域。
女神を奪った因縁の地。
三界の位置関係(簡略図)
高天原
↓(言霊の流れ)
豊葦原の中つ国
↓(死と穢れの流れ)
黄泉
【天の御柱(あめのみはしら)】
世界の中心に立つ創造の軸。
男神と女神はこの柱を回り、言祝ぎを交わすことで
国生みの儀を行う。
・男神は右回り(時計回り)
・女神は左回り(反時計回り)
天の御柱は、“対の命” が結ばれるための儀式の中心であり、
世界の調和を象徴する。
陰陽の調和が乱れると、創造は失敗する。
【神気と神威】
◆ 神気(しんき)
神々の存在そのものが発する気配。
◆ 神威(かむい)
神としての力の総体。記憶と深く結びつく。
女神は黄泉返りの際に記憶と神威を失い、
現代の美咲として生まれ変わった。
現代の美咲には、 神威の欠片が微かに残っており、
それが時折 “説明のつかない感覚” として現れる。
【神々】
◆ 造化三神
創めの独り神。
男神と女神に国生みの儀を授けた。
◆ 黄泉神々
女神の神威を奪おうとする闇の神々。
◆ 天津神々
高天原に属する神々。覚醒は遅い。
◆ 国津神々
国生みの儀から生まれた神々。
豊葦原に降り、人の世を守護する。
【現代の二人について(ネタバレなしの補助線)】
現代の美咲は、 神威を失った女神の“器”として
生まれ変わった存在。
そのため、特定の状況下で
自分では説明できない感覚や記憶の揺らぎを経験する。
慎也の内にも、 まだ名を持たない“響き”が静かに眠っているが、
その正体は物語の進行とともに明らかになる。
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